7月18日の今日、気象庁は「関東甲信地方と東海地方は梅雨明けをしたとみられる」と発表した。
雨の時期が終わってきましたが、全国的に厳しい暑さが続いています。
この暑さはいつまで続くのか?予防と対策も紹介します。
◆梅雨明け後の地域
18日梅雨明けが発表された、関東甲信地方と東海地方は明日以降特に気温が上昇するとみられています。
これは平年に比べて1日早い梅雨明けです。
明日19日には、関東甲信から九州と沖縄にかけて朝から気温が上昇し、強い日差しで日中になるにつれ更に気温が上昇していくでしょう。
高いところでは最高気温35℃以上を超える地域も出てくると予想され、体感気温的には実気温よりも高く感じられるようです。
また湿度も非常に高く、ムシムシ、ジメジメしたところも多くなるでしょう。
気温と湿度が高くなっている地域では特に大気の状態が不安定になっているため、山沿いを中心に雨雲やカミナリ雲が発生しやすくなりますので注意が必要です。
◆他の地域の梅雨明け予想は?
梅雨明けを迎えた、関東甲信地方、東海地方以外の地域は平年であれば、九州から東北の地域は7月中旬から下旬に梅雨明けを迎えます。
今年の梅雨明けは全国的に平年並みと予想されており、九州地方から近畿地方は来週中には梅雨明けの発表がありそうです。
東北地方は九州地方、近畿地方が明けてから数日は梅雨模様が続きそうです。
◆北海道、東北はも少し雨や落雷に警戒
明日19日は日本海側から北日本にかけて、低気圧が進むとみられています。
低気圧に向かい、暖かく湿った空気が流れ込むため雨雲が発生し、北海道や東北、日本海側を中心に断続的に雨雲がかかりそうです。
特に東北や日本海側の地方では局地的に雷を伴う、非常に激しい雨が降る所もあるため、土砂災害や川の増水にも注意が必要です。
◆来週から全国的に気温が上昇
引用: 日本気象協会
この先も厳しい暑さが続きますが、特に21日(日)から更に暑さに拍車がかかるとみられています。
全国的に猛暑日(最高気温が35℃以上を観測する日)となるところが多く、特に東海地方では最高気温38℃まで上昇するとしており、体温を超える、危険な暑さになるところがありそうです。
今週末から全国で夏休みにはいる学校も多く、外で遊ぶ機会も増えると思いますが、危険な時間帯は極力避け、十分な熱中症対策が必要です。
昼夜を問わず、エアコンをうまく利用してください。
◆熱中症対策
夏休みやお盆など、夏場外出する機会が増えると思います。
海に川に花火など夏はアクティブに過ごす催しがたくさんあります。
それらを楽しむためにも熱中症対策をしっかりと行っていきましょう。
熱い中で過ごす場合は次のようなグッズあればいいでしょう。
① 水分 | いつでも水分補給ができるように水分は常に持ち歩きましょう。
水筒など保冷機能のある容器を使用するのがおすすめです。 特にお子さんは水分補給が不足しがちですので促してあげてください。 |
②日傘や帽子 | 強い日差しが予想されますのでその日差しを遮りましょう。
地面に近いほど照り返しで気温が高くなっていますので特にお子さまには帽子を被ることをおすすめします。 注意点として、帽子もたまにズラし汗などの熱気を外に逃がしてあげてください。 |
③うちわや手持ち扇風機 | 今や周流にもなっている手持ちの扇風機は風のない日に特にオススメです。 |
④冷却グッズ | 冷えピタなどの冷却シートをおでこや首、太ももなど熱の集まりやすいところに貼ってください。
また、アイネッククーラーは首の太い血管を冷やすことで体の体温上昇を抑制してくれます。 そういったものがなければタオルなどを濡らし、首に巻くなども効果的です。 |
◆まとめ
楽しい夏は危険と隣り合わせです。
しっかりと対策をすれば安全に乗り切れるので暑さに負けない、いい夏を過ごしてください。
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