【青森・岩手で地震発生】最大震度5弱を観測。被害状況は。

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4月2日の午前4時24分に岩手県を震源とする最大震度5弱の強い地震が岩手県と青森県で観測されました。

この地震による被害と交通機関への影響をお伝えします。

今後の情報や更なる地震にも注意が必要です。

◆地震の状況

引用: Yahoo!ニュース

気象庁によると、岩手県沿岸北部が震源とみられており、震源の深さはおおよそ70㎞~80㎞ほどで、地震の規模を示すマグニチュードは6.0と推測しています。

この地震による津波の心配はないとされています。

またこの地震は長くゆったりとした揺れで、「長周期地震動」の「階級2」を観測しています。

※「長周期地震動」とは、規模の大きな地震で発生する周期が2秒以上のような大きくゆっくりとした揺れのことで、主に高層ビルなどに影響が出ます。

この地震は最大震度5弱を観測しており、それに該当する地域は以下になります。

〈青森県〉

八戸市、三沢市、野辺地町、五戸町

〈岩手県〉

宮古市、久慈市、普代村、野田村、軽米町

今回の地震は震源となった岩手県沿岸北部周辺で2011年の東北沖の巨大地震以降、地震の活動が活発になってきていると言われており今回と同規模の地震が度々発生しています。

気象庁によると、今後数日間は断続的に地震が発生する可能性があるとして、さらなる警戒と注意を呼び掛けています。

◆交通状況

今回の地震を観測したことを受けてJR東日本は安全確認を実施し、地震の影響がないことの確認ができたため、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線、秋田新幹線ともに始発から平常運行するとしています。

岩手県を走る「三陸鉄道」では久慈駅と釜石駅の間の上下線を始発から見合わせるとのことです。

また、釜石駅と盛駅の間の上下線は通常運行していますが、安全の観点から速度を落として運転するとのことです。

 

東日本高速道路によると、地震の影響で八戸自動車道では青森県の八戸インターチェンジと岩手県の九戸インターチェンジの上下線において通行止めとなっています。

◆各施設状況と被害状況

東通原子力発電所

東北電力によると、地震発生直後の午前4時50分時点では東通原子力発電所に異常はみられていないとのことです。

日本原燃 再処理工場

震度3の揺れを観測した青森県六ケ所村にある、核燃料の再処理工場などの原子力関係の施設についてはすべての施設で地震による異常がみられなかったとしています。

被害状況

最大震度5弱を観測した、青森県と岩手県の警察本部には地震発生後の午前4時30分時点で地震の揺れによる被害の通報は入っていないとしています。

 

◆まとめ

日本では年始にも大規模な地震が発生したばかりで、記憶にも新しいと思います。

いつ何時自分が巻き込まれるかわかりません。

どこにいるときに発生しても落ち着いて行動し、最新の情報をしっかりと把握し、安全を第一に行動してください。

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