【3歳の女の子が転落】高層マンションの植え込み近くで見つかる。

4月16日の午後6時ごろ付近の住人から、「ドンという音が聞こえたので、見たら女の子が倒れている」と消防に通報があった。

女の子は53階建ての高層マンションの植え込み近くに倒れており、ベランダから転落したものと見ています。

◆目を離した隙に転落か。

引用: HOME広島ホームテレビ 

事件があったのは広島県広島市中区東千田町にある53階建ての高層マンションの敷地内です。

発見されたのは3歳の女の子で意識不明の状態で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましが、その後死亡が確認されました。

今回死亡が確認されたのはこのマンションに住む、3歳の女の子でエントランス近くの植え込み付近に倒れており、全身を強く打っていたとのことです。

警察は事故発生当時、20階から30階ほどの自宅に住んでいたとする女の子が、家族の目が離れている間にベランダから転落した可能性が高いとみて事故の状況を調査しています。

◆転倒や転落の事故に注意。

厚生労働省は2023年の9月に「2022年に人口動態調査結果」を公表しており、同年に不慮の事故で死亡した人数は4万3420人に達するとしている。

このうち、今回の事故のように「転倒・転落・墜落」が原因の死亡事故は1万1569人であり、交通事故の3541人を大きく上回っている。

この調査で明らかになっているのは転落や墜落事故よりも転倒事故による死亡事故のほうが多いということだ。

転倒事故の原因は主に、「よろめき」「スリップ」「つまずき」があげられており、どれも平面上で転倒して死に至ったケースで9687人が占めている。

高齢者や0歳~3歳までの子供が転倒・転落の事故が多い結果となっている。

◆今回のような事故を防ぐには?

子育てをしているうえで、子供の成長と共に危険やヒヤッとする瞬間を感じたことのある方は多いと思います。

子供は体よりも頭部のほうが大きく、重心が高いため頭から落ちる、転ぶことが多いです。

中でも階段や高所の位置からの転落事故は命に大きくかかわるので特に注意が必要になります。

子供の転落事故で多いのは歩き始める1歳~2歳よりも、身体能力が発達し始め、なおかつ好奇心が旺盛で活発になる3歳~4歳ごろです。

ですが3歳~4歳のころでは危険に対する知識や判断能力はもちろん未熟なままのため、事故につながってしまうケースが数多くなってしまっています。

特に夏場付近は窓を開ける機会が多い時期でベランダへの出入りも増えることから転落事故も比例して増える傾向にあります。

子供の安全のため、対策を紹介します。

1、ベランダや窓の付近に登れそうな物を置かない。

2、窓に補助錠や転落防止柵を設置する。

3、窓付近や階段の手すり等で老朽化しているところはないかチェックする。

4、子供だけを残して外出しない。⇒これは転落に限らず、熱中症やその他の危険の防止にもなります。

5、転落の危険性を日ごろから伝える。

以上のことを意識するだけでも転倒・転落の事故を防ぐことができる可能性は高くなります。

◆まとめ

先ほど紹介した対策はあくまで防ぐことができる可能性を高くするためのもので、事故がなくなるわけではありません。

1人1人の意識が大事となりますので悲しい事故が少しでもなくなるように参考にしてみてください。

 

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