2024年9月14日(土)~15(日)と10月12日(土)~13日(日)で大阪府岸和田町で『岸和田だんじり祭り』が開催される。
300年以上の歴史を重ねている、伝統的なお祭りに今年も熱が入ります。
岸和田だんじり祭りの日程やイベントの詳細情報を紹介します。
◆岸和田だんじり祭りの歴史
引用:岸和田だんじり祭
だんじり祭りの歴史は古く、約300年の歴史と伝統を誇るといわれています。
元禄16年(1703年)、時の岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公が、京都伏見稲荷を城内三の丸に勧請し、米や麦、豆、あわやひえなどの5つの穀物がたくさん取れるように(五穀豊穣)祈願し、行った稲荷祭がその始まりと伝えられています。
祭が開催された当初は穀物がたくさん採取できるように祈願する目的でしたが、現在では収穫と共に「地域」と「人」を結びつけ、つなげていくという目的も広がっています。
◆だんじり祭りってどんな祭り?見どころは?
重さ4tを超えるだんじりが、各町内を勢いよく曳行(えいこう)します。
曳行とは、だんじりを引っ張って進むこと言います。
曳行のなかでも、一番の見どころは、スピードを落とさずに道路の角を直角に曲がる、豪快な「やりまわし」です。
夜は、提灯に彩られた美しいだんじりの姿に心を奪われます。
「岸和田だんじり祭」は例年9月と10月の2回にわたって開催されており、月によってだんじりを出す地区が異なり、9月の祭礼では浜手側が、10月では山手側のだんじりが曳行します。
オススメの見どころ
『やりまわし』 このお祭り、最大の見どころはなんといっても、4tものだんじりがスピードを落とさずに道路の角を直角に曲がる「やりまわし」です。
屋根の上でうちわを持って舞い後梃子に指示を出す「大工方」や、旋回させる前梃子やかじ取り役の後梃子、綱を引く青年団など、だんじりを曳行するすべての役割が息をぴったり合って行われるその迫力はすさまじいです。
引用: 「鳴り物」まつりに欠かせぬ音風景
『鳴り物』 「鳴り物」とは、祭を盛り上げるのに欠かせない祭囃子のことです。
青年団より選ばれた5名が、舞台柱に取り付けられた小太鼓や、だんじりの腰回りの内部に綱で吊るされている大太鼓、篠笛、鉦で、鳴り物を担当します。
小太鼓や鉦が状況に応じて拍子を切り替え、それに合わせて大太鼓が力強いバチさばきで独特の旋律を奏でるのが特徴です。
夜には、子どもたちが鳴り物を担い、昼とはまた違った岸和田祭りの良さを感じることができます。
◆岸和田だんじり祭りの詳細情報
開催場所 | 岸和田地区 (岸和田駅・岸城神社・岸和田天神宮) |
マップ(岸和田駅) | |
マップ(岸城神社) | |
マップ(岸和田天神宮) | |
日程・開催時間 |
■9月 試験曳き ⇒ 9月8日(金)、9月13日(金)午後2時~午後4時 宵宮 ⇒ 9月14日(土) 午前6時~午後10時 本宮 ⇒ 9月15日(日) 午前9時~午後10時 ■10月 試験曳き ⇒ 10月6日(日) 午後1時~午後5時 宵宮 ⇒ 10月12日(土) 午前6時~午後10時 本宮 ⇒ 10月13日(日) 午前7時~午後10時 ※各地区によって時間帯が異なります。 |
駐車場 | 臨時駐車場あり(例年参照) ※後ほど紹介します |
公式サイト | 岸和田だんじり祭 – 岸和田市公式ウェブサイト |
◆アクセス情報
電車でお越しの方
岸和田地区 南海本線 ⇒ 岸和田駅から徒歩約10分。 「和泉大宮駅」または「蛸地蔵駅」
春木地区 南海本線 ⇒ 春木駅から徒歩約12分。
お車でお越しの方
岸和田南ICより約4分
9月13日(土)、9月14日(日)の交通規制情報は『こちら』で確認できます。
駐車場情報
【浜工業公園駐車場】※2023年度情報を参考にしています。
住所 | 大阪府岸和田市地蔵浜町 |
マップ | |
料金 | 無料 |
台数 | 1600台 |
会場までの時間 | 徒歩約10分 |
周辺パーキング
【タイムズ岸和田駅前第6】
住所 | 大阪府岸和田市野田町2-8 |
マップ | |
台数 | 8台 |
料金(全日) | 駐車後24時間 最大料金500円 |
【タイムズ岸和田駅前第4】
住所 | 大阪府岸和田市宮本町38 |
マップ | |
台数 | 8台 |
料金(全日) | 駐車後24時間 最大料金500円 |
◆まとめ
今回の情報はいかがでしたでしょうか?
300年以上の歴史があるお祭りは、なかなかあるものではありません。
地域の方の努力と、あたたかさ、迫力を感じることができる、岸和田だんじり祭りに足を運んでみてはどうでしょうか?
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