【北九州市の産廃置き場で火事】出火から13時間以上鎮火せず。

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2月18日の夕方、北九州市若松区の工業団地から産業廃棄物処理施設から煙が出ていると119番通報があった。

通報から13時間以上経過した今も鎮火しておらず、消火活動が続いています。

この火事状況と火事に遭遇したときの避難の方法を紹介します。

◆火事の発生状況

午後6時ごろ、通行人から「北九州市若松区の工業団地で、産業廃棄物の処理施設から黒煙と炎が上がっている」と119番通報がありました。

調べによると、火事が起きたのは産業廃棄物の処理を行っている、『アールジェイ商事』で、敷地内に置かれていた鉄くずなどのスクラップが燃えているとのことです。

火事の現場では炎が激しく燃え上がり、時折爆発音も聞こえていたとの情報もあり、引き続き警戒が必要です。

◆火事による被害

引用: 毎日新聞 (mainichi.jp)

消防によると、火災発生から13時間以上経過した午前7時15分ごろに火勢鎮圧状態になったものの、鎮火には至っていないとのことです。

この施設では18日の午後5時半ごろには従業員は帰宅しており、出火当初は無人であったことからケガ人はいないとのことです。

消防と警察は、火事の鎮火を急ぐと共に火事の原因について調査を進めています。

◆火事の主な原因と発生したときの対処法

ある年の調査によると、建物火災の死者が年間1269人でそのうち住宅での死者が1122人と全体の9割近くを占めていることが分かった。

火事の発生原因は主に、「たばこ」「ストーブ」「電気器具」です。

これらが衣類などに引火し火事が発生するのが住宅火災の典型的な例です。

さらに近年では住宅の近代化も進み、「におい」「物音」の異変に気付きにくくなっているためそれが逃げ遅れの原因にもなっています。

火災のときどのように避難すればよいのか?

まず大事となるのが、「火災にいかにして早く気づき、初期火災をどう抑制するか」です。

火災はゆっくりと広がるのではなく、「急激」に広がります。

局所的な燃え方が、ある時点を超えると急速に広がり、あたりは炎に包まれます。

この現象を『フラッシュオーバー』といい、これから発生する黒煙には毒性の高い一酸化炭素が含まれており、吸い込んでしまえばひとたまりもありません。

火災を発見した時は?

まず消火器を用いて初期消火できる状態かどうかです。

初期消火を行う目安は、『炎の高さが目の高さをこえているかどうか』を基準としてください。

目の高さを超えていたら初期消火は諦めすぐに避難しましょう。

消火器がない場合に役立つのが『ぬらしたタオルや布』です。

ぬらしたタオルや布を水がたれないぐらいに絞り、火に被せます。

あくまで目的は『窒素消火』ですので複数枚被せると有効的ですが、注意すべき点は火が消えたと思ってもすぐに取らないことです。

ただあくまで炎が目の高さまできたら避難を優先してください。

◆火災警報器の設置

2004年の消防法の改正で、住宅用の火災報知機の設置が義務付けられ、現在までに普及が進んでいます。

火災をいち早く感知することができるので初期消火もおこなえ、被害を最小限に抑えることもできますので、自宅に備わっているか今一度確認しておきましょう。

◆まとめ

火災はいつどこで発生し、遭遇してしまうかわかりません。

もちろん、いつも火災に備えて出歩く人は少ないでしょう。

しかし遭遇した時の対処の方法や、適切な避難しかた、身を守る方法などは、知識として蓄えておくといざというときにあなたの命を守ってくれることでしょう。

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